FP1級学科対策の、テキストや問題集の選び方について
先日は、FP1級学科試験のテキストや問題集の選び方をお伝えしました。
本日は、テキストと問題集の上手な活用法についてお伝えします。
FP1級合格に向けて、まずはテキストを読むインプット学習から行いましょう。
合格に必要な知識を、どんどん積み上げていくのです。
その後に、過去問や問題集を解くアウトプット学習を行いましょう。
インプット学習で正しい知識を学べたかを、しっかり確認をするのです。
このように、インプット学習とアウトプット学習を組み合わせてください。
この勉強法は、3級・2級試験対策と同じく、合格のための基本的な学習法です。
アウトプット学習で、もう一つ大切なことがあります。
それは、お持ちの問題集の全問題を自力で解けるまで、繰り返すことです。
問題集・過去問で6割程度の正答率であれば、試験本番ではほぼアウトです。
試験本番は初出題の難問も多数出題され、そちらで失点してしまうからです。
得点できる問題を可能な限り増やせるように、最大限の努力をしましょう。
問題集1冊を完全解答できる実力を、ぜひ身につけてくださいね。
そのうえで、学習に物足りなさを感じたら、2冊目にも取り組んでみて下さい。
ここまでが、テキスト・問題集の選び方と活用法についてでした。
最後に、皆さんにお伝えすべき重要な観点があります。
それは、どの出版社のテキストも、試験範囲を完璧には網羅していないということです。
FP3級と2級までは、テキストと問題集を繰り返すことで、合格を狙えました。
でも1級では、残念ながらこの方法だけでは合格は難しいのです。
なぜなら、テキストの記述範囲より、試験範囲の方が圧倒的に広いからです。
残念ながら、どのテキストであっても、テキストに載っていないことがたくさん試験で出題されてしまうのです。
これは、FP1級学科を初めて受験する人には、なかなか想像できないことです。
FP1級学科の合格率は、平均で10%程度です。
受験者はみな、テキストと問題集を頑張って取り組んでいます。
それにもかかわらず、10人に1人しか合格できていないのです。
その理由を一言でいえば、試験範囲をしっかり学びきることが難しいからです。
たとえ、テキストと問題集にしっかり取り組んだとしても、なのです。
ではこのような試験にどのように向き合い、合格を目指していけばよいのか。
それについても、今後定期的にこちらで情報を配信していきますね。
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