FP1級学科対策の、テキストや問題集の選び方について
これからFP1級を目指す皆さんは、合格に近づけるテキストを手に入れたいと考えていらっしゃることでしょう。
どんなテキストを買えばよいのかで、悩まれる方も多いです。
そこで本日は、FP1級学科試験のテキストや問題集の選び方をお伝えします。
まず、1級対策テキストにおいて重要な観点は、なんといっても情報量です。
試験範囲を広くカバーするため、記述量の多いものを1冊用意しましょう。
目安として、最低でも400ページはあるテキストを選ぶようにしてください。
他のテキストと比較して、記述量が少ないものは避けましょう。
2級テキストと内容がほとんど同じと感じるものも、避けましょう。
内容が薄く、理解しやすいところばかりを解説したテキストは、記述内容に抜けが多すぎで、まったくFP1級試験対策になりません。
FP1級の試験範囲は、2級と比べて相当に広いです。
だからこそ記述量は、テキストを選ぶ観点としてとても重要なのです。
書店で、情報量、分かりやすさなどの観点を、立ち読みで比較してみましょう。
自分に合うと感じたテキストを、最終的には選んでいただきたいと思います。
つぎに問題集の選び方です。
市販の問題集のほとんどは、過去問解説を中心とした構成になっています。
出題の観点や傾向を知り、試験の難易度を体感し、どこを重点的に学ぶかの判断基準を持つためにも、過去問を知ることは大切です。
過去に出題された問題が、次の試験で出題されることもありますからね。
過去問とその解答は、きんざい(金財)のホームページから入手できます。
誰でも無料でダウンロードできますが、解説は記述されていません。
なので正しい知識を得るためにも、市販の過去問題集で学ぶべきです。
問題集を選ぶ基準としては、1問1答形式になっており、1つ1つの問題について丁寧に解説されているものが望ましいです。
収録された問題数よりも、解説の丁寧さの方を重要視してくださいね。
過去問は、過去6回分は取り組みましょう!
これだけ過去問を解くと、FP1級学科といえども繰り返し出題される頻出ポイントが具体的に見えてきます。
そこを絶対に落とさないよう、徹底して学習をしてくださいね。
テキストと問題集を選ぶうえでの、重要なポイントをお伝えいたしました。
次回は、テキストと問題集の上手な活用法についてお伝えしますね。
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